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尾道の絵画 市に寄贈

尾道の絵画 市に寄贈   2016年7月29日放送

 

尾道市の角田珠枝さんが7月29日、文化功労者の洋画家 中澤弘光が描いた尾道風景の油彩画を市に寄贈しました。

 

市長室を訪れたのは、角田さんと息子で埼玉県狭山市在住の角田幹夫さんの2人で、寄贈のお礼として、平谷祐宏市長から珠枝さんに感謝状が手渡されました。

 

絵は、縦59cm横71.3cmの20号の油彩画で、千光寺から尾道市街を望む景色が描かれています。

 

手前にある鐘楼と奥に広がる尾道水道の対比が印象的な一枚で、市文化振興課によると制作は大正末から昭和初期と見られ、着物姿の女性や水道を行きかう帆船など当時の尾道の様子が伺える貴重な作品です。

 

この絵は、珠枝さんの夫で故人の角田寛英さんが、戦前に交流のあった中澤弘光から譲り受けたものとされていて、息子の幹夫さんが「絵にふさわしい場所で多くの人に見てもらおう」と寄贈を提案しました。

 

寛英さんは生前、山陽日日新聞やNHKの尾道放送局に勤務した時期があり、局の建物は現在市立美術館がある場所に建っていたことから、幹夫さんは「縁のある場所に絵が所蔵されるのは感慨深い」と話していました。

 

尾道市立美術館によると、寄贈された絵は10月8日から開催する所蔵品展で公開される予定です。