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玉蘊忌

玉蘊忌   2018年6月26日放送

 

江戸時代に尾道で活躍した女流画家、平田玉蘊の命日法要が6月20日、菩提寺である西土堂町の持光寺で営まれました。

 

当日は、平田玉蘊顕彰会の会員や市民などおよそ40人が参加し、松岡昭禮住職が読経する中、参列者が順に焼香をあげ、その後境内の墓前に手を合わせ玉蘊の遺徳を偲びました。

 

法要後には、尾道市立中央図書館館長で、新しく顕彰会の会長に就任した奥田浩久さんが「よみがえる平田玉蘊」と題して講演しました。

 

奥田会長は、江戸時代の有名画家を紹介した当時の画集の中に、14歳の玉蘊の絵が掲載されている事や、現在の松永周辺で力を持っていた豪商、山路家から依頼されて描いた蛭子像など、近年発見された作品をもとに玉蘊の画業を解説。「玉蘊は、当時全国的にも有数の女性画家で、地元の有力者らに支えられながら画業に励んでいたことが分かる」と話し「今後も、顕彰会として玉蘊の作品の発見、アーカイブ化を進め、更なる画業の把握に努めたい」と抱負を語っていました。

 

平田玉蘊は、江戸時代後期に名をはせた当時では珍しい独立した女性画家で、頼山陽や菅茶山など文人墨客とも交流し、現在でも多くの市民に「玉蘊さん」として親しまれています。

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