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イノシシ被害防止装置

イノシシ被害防止装置 2018年9月7日放送

 

超音波を出す装置で、イノシシの市街地への出没を防ぐ実験が9月6日、潮見町で始まりました。

 

この実験は、近年、市街地でのイノシシの目撃情報や被害が増えていることから、住民の安全を守るために行われたもので、今回は、特に目撃情報が多い潮見町の住宅地に3台の装置が置かれました。

 

この装置は、県立広島大学大学院の三苫 好治教授と県内の企業が2015年に共同で開発したもので、イノシシが不快に感じる超音波を発生させます。

 

三苫教授によると、超音波は、最長で半径20メートルまで届き、人間にはほとんど聞こえず、犬や猫の小動物にも影響が少ないことが確認されています。

 

実験は、数カ月間行われる予定で、防犯用の赤外線カメラで映像を記録する他、近隣住民のアンケートを実施するなどして、効果を分析します。

 

尾道市では2017年度におよそ3,500万円のイノシシ被害があり、市街地での出没が増えている中、特に、小・中学校付近にイノシシが侵入する問題が深刻化しています。

 

装置を使った実験は、これまでに広島市や庄原市の山間部で行われていて、高い効果が確認されていますが、住宅地への設置は今回が初めてです。

 

装置の設置に参加した三苫教授は「住民の不安を取り除くため、人間に慣れているイノシシに効果があるのか検証したい」と話していました。