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尾道ベッチャー祭り

尾道ベッチャー祭り   2018年11月5日放送

 

子ども達の鳴き声が街に響く尾道の奇祭「尾道ベッチャー祭り」が11月1日から3日にかけて市内中心部で行われました。

 

ベッチャー祭りは、東土堂町の吉備津彦神社の例祭で、江戸時代後期から200年以上続く伝統行事です。

 

3日の文化の日には、神輿が街に繰り出し、先導する「ベタ・ソバ・ショーキー」の三体の鬼神と獅子が、手に持ったササラ竹や祝い棒などで人々を叩きました。

 

叩かれると無病息災、頭が良くなると言われていて、大人たちは嫌がる子どもを鬼神に差し出し、神輿の行く先々で、子どもたちの泣き声が響き渡っていました。

 

東御所町のしまなみ交流館前では、特に多くの見物客が集まり、三鬼神が太鼓を打ち鳴らすなどして会場を沸かせていました。

 

神輿の担ぎ手達は威勢の良い声を上げながら街を練り歩き、途中の家々で大きな掛け声を上げると見物客から大きな拍手が送られていました。

 

最後に、神社の階段でベタ・ソバ・ショーキーがもう一度太鼓の演奏を披露し、境内では担ぎ手たちが神輿を勢いよく振り回す宙回しを行いました。

 

ベッチャー祭りは、1807年・文化四年に尾道で疫病が流行したことから、当時の町奉行が吉備津彦神社などに病魔退散の祈願を依頼したのが始まりとされている行事で、尾道市の無形民俗文化財に指定されています。