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平田玉蘊作品入れ替え 12月24日放送
西土堂町の持光寺にある平田玉蘊記念館で、開館1周年に合わせた展示作品の入れ替えが行われています。
記念館は、江戸時代に尾道で活躍した女性の画家 平田玉蘊の作品を展示するため、持光寺の金毘羅堂を活用して作られたもので、土日と祝日に有料で観覧することができます。
今回、新しく展示されるのは、この1年間に平田玉蘊顕彰会へ寄せられた作品など合計7点で、玉蘊が20代や60代に制作した掛け軸のほか、鶴を描いた屏風などがあります。
ひな人形を題材に35歳の時に描いた作品では、人形の衣装に細やかな模様や鶴亀の絵などが書き込まれていて、絵師としての確かな技術を感じることができます。
また、最晩年の69歳で手掛けた「万歳図」は、新年を祝う年中行事を描いたもので、伸びやかな絵からは玉蘊の衰えない創作意欲が伝わってきます。
玉蘊の作品で描かれた年代がはっきりとしているものは珍しいとのことで、顕彰会の奥田浩久会長は「生涯を通した作風の変化や、多様な絵の魅力を味わってほしい」と話していました。
入れ替え作品は12月25日以降の土日・祝日、朝8時から16:30まで観覧することができ、正月3が日には通常200円の観覧料を無料にして開館されます。
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