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西國寺節分会 2015年2月3日放送
節分の日の3日、西久保町西國寺で恒例の節分会が開かれ多くの参拝者で賑わいました。
西国寺の節分会は、国の重要文化財である金堂から、年男らが豆や餅・菓子などを撒きます。豆の袋の中には大福・中福・小福の当りくじが忍ばせてあり、その年の開運を願って多くの人が集まります。
会場には、今年の年男である尾道商工会議所福井弘会頭ら15組の夫婦たちが裃姿で登場し、金堂で麻生章雄住職らの読経が行われました。
境内では、大数珠が参拝者に回され、無病息災を願い、多くの人が念仏を唱えながら数珠に触れていました。
麻生住職は挨拶で、未年にちなみ「羊は小さな力ですが、家族や社会の人と力を合わせていけば、今年1年前に進むことができる」と呼びかけ、年男らが金堂の廊下から「鬼は外、福は内」の掛け声で勢い良く豆をまき、境内を埋め尽くした沢山の人が、福を求めて手を伸ばしていました。
この日用意されたのは豆1万袋で、豆まき終了後、大福5万円1本、中福5千円10本、小福千円30本の当選者の引き換えが行われました。
大福を手にしたのは、職場の先輩と訪れた尾道市栗原東の保育士、三宅理絵さんです。
行友 李風を語る会 2015年2月2日放送
尾道出身の劇作家「行友 李風を語る会」が31日、土堂1丁目の尾道商業会議所記念館で開かれ、未発表作品の朗読などが行われました。
この会は、尾道市文化振興課と尾道ゆかりの文学者などを研究する「尾道生まれの文学者を語る会」が開いているもので、会場にはおよそ30人が来場しました。
行友李風は「月形半平太」や「国定忠治」などの名作で知られる新国劇専属の作家で、今回は未発表の講談の脚本「関ヶ原合戦記」の中から「家康と三成」そして「細川ガラシャ」の2つを講談調で読み上げ、李風の作品の魅力を味わいました。
作品を読んだのは、文学者を語る会 事務局の高垣 俊雄さんらの4人で、時折拍子木を打ち鳴らしながら、豊臣秀吉の天下統一から関ヶ原の合戦に至る場面を、情感を込めて語っていました。
文学者を語る会が行友李風を取り上げるのは2回目で、今回から李風の未発表作品をテーマに
朗読を開催。来年は関ヶ原合戦記のうち「伏見落城」「真田の決別」の2つを朗読する予定です。
また、東土堂町の文学記念室では、2月23日まで行友李風の特別展を開催中で、
直筆の脚本や未発表原稿のほか、アルバムや手帳など李風の愛用の品なども展示されています。
ポール・アイズピリ展 2015年2月2日放送
フランスの画家 ポール・アイズピリの展覧会が、潮見町のなかた美術館で開かれています。
期間は2月22日までです。
ポール・アイズピリは1919年パリ生まれ。彫刻家の父とイタリア人の母、そしてスペインとフランスの国境付近で独自の文化を持つバスク人の祖父を持ち、パリで様々な様式の絵画に触れ自らのスタイルを築いてきました。
展覧会には、花や人物、風景画などの101点が並び、重厚な雰囲気を漂わせる初期の作品から、明るく躍動的なタッチが印象的な近年のものまで、様々な面でアイズピリの魅力を感じることができます。
今年で96歳を迎えるアイズピリは高齢ながらも、南フランス サントロぺとパリに構えるアトリエで、精力的に制作に取り組んでいて、会場には会期中に行われたワークショップで子ども達が書いたアイズピリへの手紙なども展示されています。
なかた美術館学芸員の国近有佑子さんは「年齢を重ねるごとに、まるで子どものような明るさを増していくアイズピリ作品の変化を見てほしい」と話していました。
展覧会「ポール・アイズピリ展」の会期は2月22日までで、休館日は祝日を除く毎週月曜日。
観覧料は一般800円、中・高・大学生は300円で、小学生以下は無料です。
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