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作品展「オノミチ・ランデブー」 2015年10月13日放送
フランスのアーティストが滞在して創作活動を行っている、京都市の「ヴィラ九条山」の作品展「オノミチ・ランデブー」が10日、西土堂町の尾道市立美術館で始まりました。
会場には、写真やグラフィックアート・デザイン・工芸などヴィラ九条山の8人のアーティストによる作品と、ゲストの日本人アーティストらの作品が展示されています。
かんなの削りくずを利用したフランソワ・アザンブールさんは、薄い木屑を編み上げたカバンやお椀の様に張り合わせて柿渋を塗ったオブジェなどを出展。美しい木目を生かし温かみのある作品に仕上げています。
羽細工師のネリー・ソーニエさんは、京都市立芸術大学の卒業生6人と取り組んだ作品などを展示。様々な色や形の鳥の羽を組み合わせた作品と、学生との制作過程などを紹介しています。
ヴィラ九条山は、フランスが1992年に開館した国外最大級の文化施設で、日本とフランスのアーティストたちの交流拠点としても活用されています。
今回の展示会は、ヴィラ九条山以外では初めてアーティストの作品を展示するもので、
日本で制作活動を行う外国人アーティストらの息遣いを感じることができます。
展覧会「オノミチ・ランデブー」の会期は11月23日(月)まで。
休館日は11月23日を除く毎週月曜日で、観覧料は一般800円、大学・高校生は550円で小中学生は無料です。
植物画 展示 2015年10月9日放送
植物を繊細なタッチで描く、「植物画」・ボタニカルアートの展示会が14日(水)まで、尾道福屋で開かれています。
展示されている作品は、西御所町のウエダ画房で行っている、木崎奈緒美さんの絵画教室に通う人達14人によるもので、バラや向日葵、珍しい「キャットテール」と呼ばれる植物の絵など23点が並んでいます。
作品はどれも、きめ細やかな描写と豊かな色彩で描かれていて、訪れた人の目を楽しませていました。
87歳の桒田安久さんは、国立科学博物館の植物画コンクールの佳作を受賞した作品を展示。サルトリイバラの若葉と枯葉や雌雄の花の構造を丁寧に描いています。
植物画は、写真の無い時代に薬草や珍しい植物を正確に描くことで、図鑑の役割を担っていました。現在はボタニカルアート、芸術の一つとして、多くの人が作品制作を楽しんでいます。
木崎さんは「その場に、本物の草花があるように感じてもらえたら嬉しい」と話し、観覧に訪れた人は「植物の絵は、見ていて心が落ちつきます」と静かに見入っていました。
展示会は、14日(水)まで、JR尾道駅前の尾道福屋2階パブリックギャラリーで開かれています。
福元 照明さん 個展 2015年10月9日放送
日本版イグ・ノーベル賞として行われている「国際2匹目のどじょう賞」を受賞した、向島町の福元 照明さんの個展が15日(木)まで、久保1丁目の「画廊喫茶かのこ」で開かれています。
「国際2匹目のどじょう賞」は、ノーベル賞のパロディーとして知られる「イグ・ノーベル賞」の日本版として、2008年に創設されたもので、優れたユーモアや風刺の効いた研究を対象に、毎年、表彰が行われています。
福元さんは、デジタルカメラで撮影した写真の色や明るさなどをパソコンで調整して、絵画のような別の作品に仕上げる技法を考え出し、2014年の工学賞を受賞。
制作活動を行いながら、尾道市中央公民館で開かれている、デジタル絵画研究所の講師も、14年間にわたり務めています。
個展では、国内外の展示会で受賞した福元さんの作品や、研究所の生徒の作品など、およそ25点を展示。
色鮮やかな虹を吹き出す尾道市役所や、独特の色彩で描かれた温室効果ガスを表現した作品など、パソコンの描画ならではの美しい色合いや構図に、訪れた人達は足を止めて見入っていました。
福元さんは「デジタル絵画やデザインは、絵やパソコンの知識が無くても素晴しい作品を描くことができるので、興味を持った方はぜひ、気軽に始めてみてほしい」と話していました。
会期は15日(木)までで、場所は久保1丁目の「画廊喫茶かのこ」です。
11日(日)はお休みとなっています。
御調高校・中学校体育祭で「みあがりおどり」 2015年10月8日放送
御調高校で9月12日、連携型中学校の御調中学校と合同で体育祭があり、 御調町に古くから伝わる伝統芸能「みあがりおどり」が披露されました。
27回目となる今年は、高校生男子全員と、「かんこ」と呼ばれる鉦を叩く女子生徒、そして初めて御調中学の生徒10人が参加して踊りました。
「みあがりおどり」は、最初は穏やかに始まりますが、後半には「頭」(かしら)と呼ばれる先導役を中心に、激しく「かんこ」や「鉦」「太鼓」を打ち鳴らします。
今日は、女子中学生も太鼓を担当するなどして、総勢113人が伝統の踊りを披露しました。「頭」を務めた高校3年の保成優至くんは、「小学生から続けていて、最後の運動会なので気合が入りました。とても楽しかったです。」と完全燃焼した様子でした。
御調町の 「みあがりおどり」は、平安時代に成立したといわれ、雨乞い踊りとして永く踊り継がれ、広島県無形民俗文化財に指定されています。
「第5回ええみせじゃん尾道」 表彰式 2015年10月8日放送
「第5回ええみせじゃん尾道」の表彰式が、先月、尾道商工会議所で開かれました。
「ええみせじゃん尾道」は接客・商品・サービス・店舗演出などが優れている店舗を表彰し、市民や観光客に「尾道のいい店」としてPRする事業です。
市内の店舗を対象に、自薦と他薦で募り、審査委員がアポイントなしに店舗を訪問し、審査を行います。
今年度は35店舗の応募があり、その中から選ばれたのは
高須町の不動産仲介業、「タカセ不動産(株)尾道店」
東御所町の小売・飲食業、「やまねこミル」
土堂一丁目のアイスクリーム販売業、「手づくりアイスクリーム・からさわ」
美ノ郷町の喫茶、「尾道浪漫珈琲三成店」
東御所町の飲食業、「こめどこ食堂」
栗原町のラーメン店、「尾道ラーメン東珍康」
以上の6店舗です。
入賞した6店舗には、尾道商工会議所 杢谷 正樹商業委員長と、鍛治川 孝雄観光文化委員長から、記念盾と認定ステッカーが贈られました。
また、今後は、「尾道のいい店」として商工会議所のホームページや、「グルメ・海の印象派 おのみち実行委員会」が発行する冊子「尾道ぐるめマップ」で紹介されます。
「ええみせじゃん尾道」の入賞店は、過去4年間に選ばれた店舗とあわせて25店舗になりました。
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