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しまなみ企業家列伝

しまなみ企業家列伝 2015年1月30日放送

 

尾道出身の偉大な企業家を紹介する「しまなみ企業家列伝」が30日、土堂1丁目の尾道商業会議所記念館で始まりました。

 

展示会では、農業機械・工作機器の製造で有名な「クボタ」の創業者で、因島出身の名誉市民「久保田権四郎」氏とクボタの3代目社長を務めた向東町出身の「小田原大造」氏、瀬戸田町にある耕三寺を開いた実業家「耕三寺耕三」氏の3人を紹介しています。

 

初日の30日は、株式会社クボタの幹部4人が記念館を訪れ、展示会に協力して出展した権四郎氏のゆかりの品などを見学しました。

 

権四郎氏がヨーロッパから日本へ宛てた直筆の手紙や権四郎氏が発行した領収書、小田原氏による会社の経営方針を記した冊子などが尾道で初めて展示され、耕三寺耕三氏が創業した会社のパンフレットなども見ることができます。

 

久保田権四郎は、1870年因島大浜町生まれ、勉学に励み大阪で奉公の末、現在のクボタの前身である「水道管の製造会社」を設立。水道管の国産化は無理だとされる中、「外国人に出来て日本人に出来ないはずはない」という信念のもと、研究を重ね、合わせ目の無い鉄管の製造に成功し、水道の普及に尽力しました。社会貢献にも努め、私立の小学校支援や故郷である因島の道路建設などに私財を投じました。

 

小田原大造は1892年向東町生まれ、久保田鉄工所に入社後、権四郎氏に見込まれ、三代目社長に就任し、「日本のためになる会社」を標榜して事業を拡大。大阪商工会議所会頭など関西の財界の重要な役職を務め活躍しました。

 

耕三寺耕三は、1891年神戸生まれ、大阪でフランス人の技士から特殊な溶接技術を学び、福岡でスチール管の会社を設立。実業家として成功し、母親の故郷である瀬戸田町に、母の菩提寺として耕三寺を建てました。耕三寺は現在、国の登録有形文化財になっています。

 

株式会社クボタ中国支社の森岡一郎支社長らは「社内で創業者の精神を受け継ぐよう、色々と広報しています。生まれ故郷の尾道の人にも見ていただければ嬉しいです」と話していました。

 

展示会は5月27日(水)まで、観覧無料で開館時間は10:00~18:00まで  木曜日が休館日です。

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