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玉蘊展示 後期 2016年1月22日放送
江戸時代後期に活躍した尾道の女性画家、平田玉蘊の作品展が、尾道市立美術館で開かれていて、未公開作品の入れ替え展示が行なわれています。
平田玉蘊没後160年を記念して企画されているもので、2015年6月に市内で見つかった「ふすま絵」のうち、初公開となる「樹下弾琴図」の展示が、終わり「湖水舟遊図」を新たに展示しています。
作品は1826年制作で、縦172cm、横92cmの4面で構成されています。中国の仙人の世界を想像していて、湖面の舟の様子などが描かれています。
ふすま絵は、市内の民家で5点見つかり、市立美術館の梅林信二学芸員が調査して玉蘊の作品と判明しました。
梅林さんは「制作年から、玉蘊の40歳ごろの作風とわかります。貴重な資料で今後の研究にいかしたい」と話しています。
玉蘊の作品は、他に8点を展示していて、このうち代表作の「桐鳳凰図」と「軍鶏図」は、市重要文化財に指定されています。
お問合せは 尾道市立美術館 0848-23-2281までです。
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