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尾道の郷土玩具展 2017年6月9日放送
尾道に伝わる郷土玩具の展示会が、6月9日から土堂1丁目の尾道商業会議所記念館で開かれています。
「メイド・イン・オノミチ・トーイ ものづくり職人が造った郷土玩具」と題して11月8日まで行われる企画展で、地域の風習やお祭りなどにまつわる玩具およそ50点が並んでいます。
北前船などを象ったとされる田面船(たのもぶね)は、旧暦の8月1日 八朔の日にあるタノモ祭りにちなんだ玩具で、車輪付きの船を曳いて地域の氏神にお参りする習わしが伝わっています。
尾道祇園祭で登場する三体みこしをモチーフにした玩具は、およそ10センチのミニチュア神輿や、糸車の仕掛けで幟の周りを神輿が回るものがあり、祭りへの愛着も感じられます。
この他にも、ベッチャー祭りに合わせ、屋台などで売られていたというベタ・ソバ・ショーキーの面や、三体の鬼神が手に持つ祝い棒・ササラ竹なども合わせて展示されています。
展示会は、郷土玩具を通して尾道の商業活動を担った木工職人にスポットを当て、職人のまち尾道の一端に触れてもらおうと企画されたもので、訪れた人たちは興味深そうに手作りの玩具に見入っていました。
企画展「メイド・イン・オノミチ・トーイ ものづくり職人が造った郷土玩具」の会期は11月8日まで、入館は無料です。開館時間は午前10時から午後6時まで、毎週木曜日が休館です。
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