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玉蘊忌

玉蘊忌   2017年6月21日放送

 

江戸時代に尾道で活躍した女流画家、平田玉蘊の命日法要が6月18日、西土堂町にある菩提寺の持光寺で営まれました。

 

当日は、平田玉蘊顕彰会の会員や一般市民などおよそ50人が参加し、顕彰会の寺岡 昭治会長が挨拶で「近年は特に、玉蘊さんの評価が高まっていると感じる。今後も玉蘊さんの絵の素晴らしさが、より多くの人に広まってくれればうれしい」と話しました。

 

法要では、持光寺の松岡昭禮住職が読経する中、参列者が順に焼香をあげ、その後境内の墓前で手を合わせ玉蘊の遺徳を偲びました。

 

法要後には三次市の奥田元宋・小由女美術館学芸員の永井明生さんが「平田玉蘊―再評価の機運」と題して講演しました。

永井さんは、文人の頼山陽と玉蘊との交流をうかがわせる竹原での舟遊びを描いた絵や、玉蘊が最晩年に描いた鯉の絵など、近年発見された作品を紹介し「次々に新しい作品が発見されて、全国的に玉蘊の認識が高まっている。尾道には、知られていない玉蘊の作品がまだあるはず」と尾道での作品発見を期待していました。

 

平田玉蘊は、江戸時代後期に名をはせた当時では珍しい独立した女性画家で、頼山陽や菅茶山など文人墨客とも交流し、現在でも多くの市民に「玉蘊さん」として親しまれています。

 

法要に参加した女性は「玉蘊さんの作品は、細かい所まで描かれていて素敵な絵だと思う。講演では知らなかったことが聞けて良かった」と話していました。

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