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平田玉蘊の命日法要「玉蘊忌」 2020年6月23日放送
江戸時代に尾道で活躍した女流画家、平田玉蘊の命日法要が6月20日、墓のある西土堂町の持光寺でありました。
法要は、玉蘊忌という名前で、市民が参加して行なわれていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、関係者のみで執り行われました。
本堂では、持光寺の松岡昭禮住職が経を唱え、平田玉蘊顕彰会の奥田浩久会長たちが、順番に焼香しました。
法要後、松岡住職と奥田会長が、列席者に挨拶し「新型コロナウイルスの影響のある中ですが、法要を行うことが出来た」と感謝しました。
最後に、全員で墓に線香を手向け、玉蘊の遺徳を偲びました。
平田玉蘊は、江戸時代後期に活躍した、当時では珍しい独立した女性画家で、花鳥画を得意とし、市内の寺院などに多くの絵を残しています。
持光寺の境内に、昨年設置された記念室には、玉蘊の絵が多数飾られていて、現在 この度の玉蘊忌に合わせて、2019年に発見された、新しい絵が展示されています。
作品の中には、花鳥画だけでなく、柿本人麻呂など和歌の大家を描いた人物画も含まれていて、見ごたえのある内容となっています。
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