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空きP建築スケッチ 2021年1月20日放送
市街地の山手地区などを中心に、空き家の再生活動を行っている、尾道空き家再生プロジェクトが、歴史ある建築物の魅力を再認識するための取り組みを始めています。
この取り組みは、歴史を重ねながらも取り壊されてしまう建物がある中、それらをスケッチすることで価値を再認識し、魅力を広めていこうというもので、12月25日に1回目の活動が行われました。
最初に取り上げられたのは、東久保町の尾道東高校にある煉瓦塀で、参加者らは尾道空き家再生プロジェクトの理事で、一級建築士でもある渡邉義孝さんから塀の特徴などについて説明を受け、思い思いの場所に移動してスケッチを行いました。
渡邉さんによると、東高の煉瓦塀は、校門付近の一部を除いて、大正時代に作られたもので、およそ76メートルに渡って36の塀が連なり、趣のある景観を作り上げています。
スケッチは、2020年の秋頃、煉瓦塀を取り壊してフェンスにする案が出たことから、空き家再生プロジェクトが煉瓦塀の保存を求める意味を込めて企画。取り壊しは12月に入って中止になりましたが、活動は予定通り実施しました。
参加者の作品は、本通り商店街にある「あなごのねどこ」で展示されています。
空き家再生プロジェクト代表の豊田雅子さんは「市内には味わいのある建物が沢山ある。これからも企画を続け、取り壊しの瀬戸際にある建物の価値を知るきっかけにしていきたい」と話していました。
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